03 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 05

♪もしも僕の背中に 羽が生えてたら~軽井沢① 

あさま


息子が とうとう家を出て行った。
もう食事の世話も 洗濯も アイロン掛けもしないでよくなった。
万々歳である。
や~っと 自由の身となった、親稼業 完全閉店である。

私「もう多分 君とは 一緒に生活する事はないね、さいなら!」
息子「無言・・・。」

もう な~んも気を使わないで 自由に生活できるのである。
なんという開放感、重しが一つ無くなった。
背中に 羽が、いえ 翼が生えました。

教会

日曜日 カーテンから差し込む日差しに叩き起こされた。
スコーンと突き抜けた青空。
こんな上天気 家で ウロウロするのは勿体無い。
そうだ、京都へ行こう!
と いつも私の頭の中で このフレーズがエンドレスで流れているのだが
日帰りで京都は無理、ということで軽井沢に車を走らせた。

家から90分で 軽井沢~♪
麻生さんのお陰で \1000でホカホカ気分になれるのだ。
昔は「軽井沢行き」というと「旅」であった。
電車で行こうとすれば上野から車中の人となり
横川で釜飯を買い 碓井峠をアプト式の列車で ヨイコラ ヨイコラと登り
や~っと到着した ちょいとアリガタイ場所だった。

軽井沢は 私にとって 懐かしい処である。
中・高の六年間 毎年初夏に学校の軽井沢寮に連れて行かれ 
叔父の会社の保養所があったので 小さな時から しばしば訪れていた。
列車で行くにしても 車で行くにしても 軽井沢は遠かった。
しかし 今は・・・90分。

siozawa

通称「ナンカル」=南軽井沢の塩沢湖に軽井沢タリアセンという施設がある。
ペイネ美術館をはじめ 小さな美術館が点在し 素敵な庭園もあるとか
高速を降り まず タリアセンにむかった。
上天気の日曜日だというのに 思いのほか 人出が少ない。
こじんまりした湖に瘤白鳥や鴨が遊び 綺麗な花が咲き誇る綺麗な人工的な場所
初めて行ったのだが 私の好みではない。
お目当ては「イングリッシュ・ローズガーデン」だったのだが
まだ薔薇は 一輪も咲いてはいなかった。
やはり標高1000mの高原である。
季節が平地と比べ 一月程 遅いようだ。
妙な居心地の悪さを感じ タリアセンを一巡し 早々に軽井沢に向かった。

扁額

途中 ちょいと一休みしたくなり「離山房」で道草を。
店の入り口に「離山房」と書かれた扁額が掛かっている。
これを記したのは 小説家水上勉氏である。
ここは J・レノンが大好きだった店で 
夏場 万平ホテルに宿泊していたレノン夫妻は
しばしば自転車で通い オープンテラスや 庭の東屋で静かな時間を過ごした。
賑やかな街から離れた別荘地にあるカフェで 
運が良いと 採れたて地元野菜が買えるのだが 今回はレタスをGET(¥100也)
最後の一個であった、残り物に「福」だと良いなぁ。

レノンの定位置だった場所に陣取り 葡萄ジュースを飲んだ。
この景色を レノン夫妻が楽しんだのだと思うと しみじみしてしまう。
レノンがこの世を去って もう30年、早いものだ。
木々に囲まれた 隠れ家的なカフェで 心が ふぅわり緩む。
テラスで聞こえてくるのは 小鳥の囀りと 風で遊ばれる葉摺れの音
贅沢な自然の音楽である。
緑の中に 身を置くということ なんて素敵なんだろうか。

rizann.jpg






スポンサーサイト

category: 旅 行けば~

Posted on 2010/06/09 Wed. 00:59  edit  |  tb: 0   cm: 8  

コメント

シーズンは混むのがイヤなのと
ボクの山小屋は山中湖だったので
軽井沢には泊まった記憶が無い・・

でも旧軽の街並はやはり独特だった
記憶がある・・

いま位か10月以降に行くのが良さそう♪

woo #- | URL
2010/06/09 09:52 * edit *

兄さま

高速が出来たせいで 随分軽井沢 変わったみたいです。
オンシーズンの時は 混むでしょうが ほかは閑散としているみたいです。
日帰り客が多くなったようで 老舗ホテル以外は 経営が大変だとのこと。
本物で 良いものしか 残れなくなってきたようです。
大人がゆっくり楽しむのには 良いかもしれません。
今回 鹿島の森ホテルでランチしましたが 大満足(笑)
お昼だというのに 客は少なく ゆ~~ったり食事楽しめました。
九州でいうと 湯布院かしら?

imari #- | URL
2010/06/09 19:22 * edit *

由布院も軽井沢と同じで、週末は
竹下通り状態(年齢層は高い/笑)

築地も平日でも場内まで人ヒトひと^^;

まあ、情報過多の一億総グルメの故か・・

で、自宅周辺でノンビリしてます(笑)

woo #- | URL
2010/06/10 01:05 * edit *

兄さま

黒澤明作品の「こんな夢を見た」の中で湯布院が出てきました。
私が湯布院を知ったのは この映画でした。
長閑な日本の原風景のような絵の中 笠知衆氏が 楽しげに踊るように歩いてくる、
そんなワンシーンでしたが 綺麗な絵でした。

そうですかぁ、竹下通りですか(笑)
行くの止そう!ッて思っても九州は遠いですね、
行きたくても なかなか行けません。

imari #- | URL
2010/06/12 08:54 * edit *

いい時間、過ごされてますね。

お星様の首飾り作れるでしょうか?
それとも白い鳩になれたでしょうか?

信州は青春時代の想い出がいっぱいある地ですが、こちらからですと清里
八ヶ岳までが精一杯。それでもノンストップで3時間半かかります。
年金生活するようになったら
のんびり足を向けたいと思う所です。

やっほー #- | URL
2010/06/12 13:32 * edit *

やっほーさま

「みすずかる…」信州ですが、青春の想い出って どんな想い出なのかしら?
きっと甘酸っぱい「胸キュン」の想い出なのでしょう。
関西からだと 結構時間がかかるのですね。

年金生活を待たなくても 明日は御休み(笑)
ちょっと足を伸ばされたら すぐです。

でも 私だったら 
私が京都在住だったら どこへも行かない(笑)
きっと 京都の街中 ウロウロしてしまう。
それも 車なんか いらない。
自転車があれば 充分。

私にとって 京都が一番だから。
京都が 大好きだから(笑)

imari #- | URL
2010/06/14 00:44 * edit *

軽井沢紀行よりも
冒頭の息子さんとの会話にワタシなどは
食い付いてしまう。
その突き放し方も一種の愛情?
なんだかんだ言っても居る人が居ないと
残像を探したりするもんです。

お嫁さんの愛にどっぷりと首まで浸かって
幸せ太りせんように
釘さしておいた方がええかもよ!

den #- | URL
2010/06/14 17:23 * edit *

え!
私 突き放していました?(笑)

ベタベタする年代でもありませんし 
彼は彼で自分の人生歩けば良いと(笑)
あの会話の後には 続きがありました。

ポツンと一言「鍵 持ってくれる?」
私「新娘は ご存知か?」
彼「まだ 言ってない」
私「新娘の了解をとってから 預かる」
彼「気ぃ使うねぇ」
私「当たり前じゃん」

後日 新娘が 鍵をくれました(笑)

imari #- | URL
2010/06/17 21:08 * edit *

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://urusiuruwasi.blog99.fc2.com/tb.php/36-87f076c4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)