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今日が「その日」? 

金曜日 午後から仕事を早退し 河原へ行った。
お仲間の方と お会いし ぼんやりと白鳥を眺める・・・なんと贅沢な時間だろうか。
鶯やひばり、コジュケイの声を聴きながら
冷たい川風に吹かれるのは 気持良いものである。

喧嘩
(3月6日 白鳥vsバリケンの 喧嘩)

白鳥ウォッチャーさん方も 殆ど帰宅され 河原に残ったのは 
私を含め5人のみ。
6時近くだった。
バタバタと羽ばたきの音と 白鳥の悲鳴が聞こえた。
声のする方向を見たら 白鳥を襲うバリケンの姿が見えた。
バリケンは気の強い水禽で 今までも白鳥達と 衝突する事はあったが
こんな凶暴なバリケンを見たのは 初めてだった。
水面を逃げ惑う白鳥に馬乗りになり バリケンは執拗に 白鳥の首を攻撃している。
私達はなす術なく 逃げ惑う白鳥を眺めるのみ。
男性陣は 大声を上げ 投石をするも届かず
この騒ぎに驚いた白鳥達は 一斉に飛び立ち 旋回もせず 飛び去ってしまった。
そろそろ白鳥達は 北帰行、すでに旅立ったグループもおり
河原に残っているのは15羽のみ。
この時期 羽など折れたら 北帰行は絶望的
もし 日本に居残ったとしたら 北国生まれの コハクチョウは 
猛暑の日本の夏は 越せないそうである。
襲われた白鳥は 悲しげな声を上げ バリケンに執拗に攻撃を受けながら川下に姿を消した。
とにかく 明日まで 様子を見ようということになり 
心を残したまま 7時過ぎ 私達は引き上げた。

410.jpg


早朝6時前に 河原へ白鳥の様子を見に行ってくださったと 連絡が入った。
飛び去った白鳥が 戻ってきたそうだ。
しかし14羽しか いないとのこと。
随分 付近を捜されたそうだが 一羽 いないのである。

午後から河原へ出かけた。
昨日の今日である。
白鳥達は 定位置の中洲におらず 川の中程に集まっていた。
人が餌をまいても すぐ川の中程に戻って行く。
バリケンが来ると 落ち着かない様子を見せる。

飛ぶ

5時5分だった。
白鳥達の声が変わった。
飛ぶ前の 一際大きな鳴き声を 啼き交わしたかと思うと
水面を滑走し 次々と飛び上がって行った。
何度もこのシーンは見てきたが 美しいものである。
殆ど横一線に飛び立ち 旋回し私達の頭上を過ぎる頃は
美しい「く」の字の隊形に なっていた。
夕陽を浴びた白鳥達は薄いオレンジ色に染まり 
羽の重なりのグラディエーションが 実に美しい。
言葉も出ない、ただ ただ見上げるだけである。
大きく旋回をし ねぐらには戻らず
北にむかい 飛び去って行った。

とん


30分ほど 河原にいたが とうとう彼らは戻って来なかった。
長年 白鳥達を見てきた方が仰った。
「多分 北帰行でしょう」
「去年の最終グループの北帰行は 4月5日でした」

北帰行は夜に決行するそうである。
今頃 白鳥達は 飛んでいるのであろうか。
もし 飛んでいるのだったら どの辺りを 飛んでいるのであろうか。

埼玉に飛来するコハクチョウは 福島か新潟へ行き それから北海道へ渡るそうだ。
北海道 屈斜路湖には 今日現在1400羽ほど集結しているそうだ。
そして 大群となって シベリアへ戻るとか。
オオハクチョウとコハクチョウは生息地が違い
コハクチョウは夏の間 ツンドラ地帯で生活しているそうで
その故郷への 飛距離も 長い。 
半年後の 再会を楽しみにし
彼らの 長旅の無事を祈るだけである。

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category: 未分類

Posted on 2010/04/11 Sun. 02:06  edit  |  tb: 0   cm: 3  

コメント

ハグレモノがチョット可哀想な気もしますね^^;

woo #- | URL
2010/04/11 20:15 * edit *

ラベンダー畑のような空の色。
白鳥たちが高貴なオーラに守られて、飛び立ったのが嬉しい。
足りない一羽は偵察部隊で先にひとっ飛びしたのでしょうか(^_-)
どの白鳥も無事に目的地へ到着する事を祈ります。

朔夜 #- | URL
2010/04/12 11:45 * edit *

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# |
2010/04/20 08:25 * edit *

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