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カレンダー 

コゲラ


鳥撮りへ出かけ その日出会えた野鳥の話を父にすると 会話の最後の言葉は いつも決まって
「バズーカレンズ 買ってやろうか?」でした。
「私の欲しいレンズ いくらするか知ってる?軽自動車1台分の価格よ」
「・・・。」

いい歳をして 父親にレンズをねだる気はありませんでしたが、
今になってみれば 大きな顔して甘えて 買ってもらっても良かったのではと 思う所があります。
「半分カンパしてくれる?」と言えば 喜んだかもしれません。
いい歳をした娘であっても 父の目から見れば まだまだコワッパ、庇護したい存在だったのです。

昨年11月に緊急入院し頑張って闘病し 今月退院予定だったので
突然の父の逝去は  娘にとって とても悔しく諦めきれないものがあります。
しかし男性の平均寿命をかなり越えての逝去ですので 幸せな一生だと思って諦めるしかないのでしょう。

人は万物の霊長と かの孔子は言ってはおりますが はたしてそうでしょうか?
野鳥の子育てを見ていて 親子の別れの様子は 爽やかで潔く見えます。
巣立ちした子供を 数日は親が面倒をみても ある日 親子でなくなるのです。
慈しんで育てたわが子を 突然 毅然として突き放す姿・・・何回見ても 感動を覚えます。
憧れすら感じることがあります。
父の逝去に凹んだ私は 野鳥より遥かにだらしなく みっともないと存在だと思います。

私が鳥撮りを始めた原点は 父にあると思っています。
幼い頃 我家には 小鳥の声が聞こえていて 庭には大きなケージがあり 色んな小鳥を飼っていた・・・
そんな中で育った私が 野鳥に興味を持ったのは 自然な流れだったのかもしれません。
父の敷いたレールの上に 今の私は居るのでしょう。 
野鳥の子別れのように 爽やかで毅然と別れること 私には出来ませんでしたが
そろそろ 私も前を見て 一歩前に進まねば・・・

お前の写真を見てみたいと病床の父に言われ 数年間の写真を整理していたのですが 
とうとう見せる事 出来ませんでした。
見せられずに終った写真の一部で ささやかなカレンダーを作り 父のデスクに置きました。
1月開始のカレンダーでしたらキリも良かったのですが 4月始まりのカレンダーになりました。
「初暦  知らぬ月日は 美しく」 の一句が頭に浮かびます。
カレンダーは明日につながるものです。
このカレンダーの最後のページをめくる頃 笑って父の事 思い出したいと思っています。


ルリseltusya







 
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category: 未分類

Posted on 2016/03/17 Thu. 19:02  edit  |  tb: 0   cm: 9  

コメント

お父様のご逝去、お悔やみ申し上げます。

imariさんが早く元気を取り戻し
素晴らしい野鳥を撮影することが
お父様の供養になるかと思います。

ノンユー #NgDLdiQA | URL
2016/03/17 22:06 * edit *

ノンユーさん

ありがとうございます。
暫く ブログからも遠ざかっていましたが
ゆっくり復帰したいと思っています。
今年は じっくり冬鳥と会えませんでしたが
「残りものに福」的な出会いがあるかもしれないので
時間を見つけて 外へ出かけたいです。
今後とも 宜しくお付き合いの程 お願いいたします。

そちらの都市公園のオジロビタキ話題になっていますが
いらっしゃいました?

imari #- | URL
2016/03/18 09:47 * edit *

imariさん、おはようございます!

しばらくブログの更新が無いので心配しておりましたが
大変なお時間を過ごされていたのですね・・
久し振りに記事や写真も拝見できましたので
少し安堵いたしました。
今季は野鳥の渡来が少ないので、情報が入ると一斉にCMが
押し寄せて無法地帯になっているようです。
アトリの大群から始まって~今は奥多摩のヤマヒバリに・・
昨日友人が行ったようですが、7時に着いたら前から3番目で
250人程いたそうです。
ところで、ひげ爺からTAKE爺にブログをカスタマイズしています。今後ともよろしくお願いします。
文末ですが、ご尊父様のご逝去お悔やみ申しあげます。(合掌)

TAKE爺 #2NFEem4w | URL
2016/03/18 10:24 * edit *

かなりご無沙汰してしまいました。
私のほうも何かと取り込みごとが続きまして、ご無礼の段お許し下さいませね。
お父様のご逝去改めて、心よりお悔やみを申し上げます。
いつになく娘心が先行した文面に、imariさんのお父様への思いに感じ入ってしまいました。お父様との語らいがimariさんの今後の道標になる事でしょう。迷った時にはどうか思い出して、imariさんらしく歩いて下さいね。その先にはお父様の笑顔がある事でしょう。
久しぶりに目にするimariさんのお写真。
どうしてこうも真っすぐなのかと感じ入っています。
imariさんがimariさんらしく生きているからこそでしょうか。
もがきながら生きてこその成長なのかもしれません。
貴女はいつも研究熱心だし、ひたむきです。
またここへ来られるようになったので、お写真楽しみにしています。

朔夜 #- | URL
2016/03/18 20:10 * edit *

TAKE爺さん

ご無沙汰いたしました。お言葉ありがとうございます。
今は 父の残務処理で休みの日は動き回っていて
看病の時とは違う忙しさに追われています。
ですが この残務処理に追われる事も 気がまぎれるので 
ありがたい忙しさです。
父不在の生活に慣れるまで 暫く時間がかかりそうです。

この冬は 正直辛い冬でした。
ですが 教えていただいたO山のルリオ君に 随分慰めて貰えました。
父の看病の合間 時間を見つけて チョコチョコ会いに行き 
彼に遊んで貰えました。
教えて頂き 感謝しております。
今後とも 宜しくお願いいたします。
ルリビは青い鳥、病床の父に この子の愛らしい姿だけは 
見せられたのですよ(笑)

imari #- | URL
2016/03/19 07:49 * edit *

朔夜嬢

昨日は 声が聞けて嬉しかったです。
長電話して 申し訳ない(笑)
カレンダーは 貴女のアドバイスで作ったのよ。
貴女のアドバイス無かったら 作らなかったでしょう。
ともあれ・・・まだ 色々あります。
貴女も大変な状況の中 今回私に寄り添っていただき感謝しています。
どんなに心強く思っているか・・・

ともあれ 私が言いたい事 解っていただいていると思っています(笑)
これからも 仲良くしてくださいまし。
すご~く頼りにしているんだってば!

imari #- | URL
2016/03/19 07:57 * edit *

追想

よ~く観察してると

その撮影者の 想いが 小鳥に 乗り移っていく

小鳥の感情さえも つたわるようなね。

ふぁんy #- | URL
2016/03/19 08:54 * edit *

ふぁんyさま

ちょっとドキリとしたお言葉でした(笑)

そうですね、確かに仰られる通りかも。
開花宣言は出たとはいえ
私の気持は まだ冬なのかもしれません。
いえ 悴んでいるのでしょう。

春よ来い!と思ってはいるのですが…

imari #- | URL
2016/03/22 11:26 * edit *

お父様のご逝去、お悔やみ申し上げます。

早く元気になって、
また、旦那様とご一緒に鳥撮りしましょうね。
お待ちしております。

とりおやじ #- | URL
2016/03/31 22:27 * edit *

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