ここ数日 寒さが緩み 春の陽気である。
あと10日もすれば 桜の開花も聞かれるだろう。
枯草で覆われた川の土手にも チラホラ若草の新芽が顔をのぞかせ
まだまだ小さいが 蝶の姿も見かけられる。
いよいよ 春到来か、ビオトープに居る野鳥の顔ぶれも 変わってきたのを感じる。
ビオトープの一角に小さな梅林がある。
早朝 人影疎らなビオトープの梅林に足を運ぶと 梅林の下草の中 ツグミ、ムクドリ達が
餌探しをしている。
ツグミ、そろそろお別れである、
今シーズン 随分遊んでくれたジョウビタキ、彼女とも そろそろお別れである。
こんな小さな身体で 日本海を渡るのだから 大したものである。
春風に乗って 彼らは旅に出る、私もどこか 旅に出たくなった。
普段は藪の中で動いているベニマシコ
春の陽気に誘われたか 梅の木のてっぺんにお出まし、モソモソと蕾を啄んでいる。
この子とも そろそろお別れか。
コゲラのカップルが梅の木で餌探しを始めた。
ギーギーと鳴き交わしながら チョコチョコと飛び回る。
木肌をつついたり 梅花に嘴を入れ 蜜を吸ったりと 楽しげである。
梅とメジロ、を狙ってみたのだが 結局 待ち人来たらず。
飛んで来たのは ジョビ子、ベニ男、ツグミ、シジュウカラ、ヒヨドリたち。
花と野鳥は よく似合う。。
『花鳥風月』とは よくぞ言ったものである。
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- 2015/03/17(火) 09:43:22|
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