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新春、越辺川 

空

正月休み 時間が許す限り 川へ走った。
昨年 三月の震災の日 あの揺れに驚いて北帰行した白鳥達が この冬どの位 戻ってきてくれるか
心配していたのだが 12月下旬から 日々飛来数が増えたので嬉しく思っている。 
付近の田んぼは 水を抜いている為 餌が不足しているようで 
早朝 朝焼けの中 白鳥達は次々と 餌を求めて 飛び立っていく。
新潟 瓢湖近郊、信州 安曇野近郊では 越冬飛来する白鳥の為 田んぼに水を張るそうだが
埼玉でも 水を張れないものかと 考える。


おっぺはくちょう1

白鳥達は家族単位で 数羽ずつ飛び立って行く。
飛び立つ前 お互いの意思確認の為 首を振りながら啼き合う。
川の中ほどに泳いで行き リーダーがサインを出すと 一斉に水面を疾走し飛び去っていく。
飛び散る水しぶきは 朝日の中煌き 実に美しい。
早朝8時前には 殆どの白鳥達は飛び立ち 川は しばし静かな時間を迎える。

戻る

10時頃から白鳥達は川へ戻ってくる。
グループ単位で戻ってくる時もあるが 数十羽の集団で戻る時もある。
越辺川はそんなに川幅が広い川でないので 数十羽が舞い降りるには 多少の無理があるようで
そんな時は 白鳥達はしばらく 空中を旋回し 順番を待ちつつ 降りる場所を探す。
啼きながら 頭上を旋回する光景は 何度見ても美しく 胸が熱くなる。

逆行.1JPG

舞い降りた白鳥達は テリトリーを確保する為か 小競り合いが起きる。
家族単位で円陣を組み 羽を細かく震わせて けたたましく啼き合う。
近くのグループから 挑むように一羽が飛び出すと 迎え撃つグループから一羽が飛び出し 応戦する。
それぞれのグループは周りを取り囲み 威嚇する声を発するが 喧嘩は一対一で行われる。


争い

喧嘩は二羽が組み合う形で行われ 首の付け根を嘴で咬む。
興奮状態はピークになり けたたましい威嚇する声が川に響く。
あの優雅な姿からは 想像がつかないような 猛々しい野生の一面が顔を出す。
しかし 荒々しい姿も美しいものだ。
喧嘩は どちらかが逃げたら終了し 数分で決着する。
実にあっさりしたものである。


 蒼.1JPG
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category: 自然

Posted on 2012/01/06 Fri. 23:07  edit  |  tb: 0   cm: 11