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ニッポニア・ニッポンⅡ 

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営巣期は家族単位で生活していたトキも 営巣期が終ると 小群になって集団で行動するようになり
ネグラを一緒にしている小群で 日中は採餌の為 田圃へ降りるのです。
広い 稲刈りが終った田圃に舞い降り ダイサギ、アオサギとも一緒に 一日を送っています。
無農薬(低農薬)の佐渡の田圃の生態系は かなり豊かで 
トキを含む鷺類も 餌の苦労は少ないと思われます。

トキの羽の色「朱鷺色」は 翼を大きく広げてくれると よく見えます。
翼を広げない状態でも 淡く色づいた姿は美しいのですが トキが翼を広げると
トキの美しさは 一段と増すのではないでしょうか。
「秘すれば花」の名言を残した世阿弥は 佐渡に流され この地で没したのですが
翼の内側に 鮮やかな美しい朱鷺色の羽を持つトキこそ
「秘すれば花」の名言を表している野鳥ではないかと 彼らを眺めながら思いました。



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お腹が 有る程度満足すると 羽繕いを始めます。
営巣期特有の灰色の羽が ちょっぴり残る個体もいましたが 
殆どは淡い朱鷺色の優しい姿に変わっていました。

カメラを構えるよりも ただただ彼らの自然の姿を眺めるだけでも 充分楽しく 
時間を忘れ眺めていました。


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category: 旅 行けば~

Posted on 2017/09/05 Tue. 00:07  edit  |  tb: 0   cm: 0  

ニッポニア・ニッポン 




一度は絶滅したトキですが 地元の方々、関係各位の地道な取組みにより
今年は 80羽弱のヒナが巣立ったと聞いて 佐渡へ行ってみました。
行く前には 私なりに色々調べてみて ここならトキを観察できるのでは?というポイントを絞り
駄目元で出かけたのですが・・・どうにか逢う事ができました。
早朝 その田圃に出向き 空を見上げていたのですが 
ほどなくして ネグラを飛び出し 採餌に向かう小群が 頭上通過しました。
パラパラと朝日の中 飛び出すトキたちの美しさ・・・カメラを構えるのも忘れる美しさでした。
多い時は 約20羽の群が 目の前を通過していき 鳴声も確認できました。
繁殖期には 羽毛は黒ずみ 猛々しい姿になるトキも 
繁殖期を過ぎた今は あの美しい朱鷺色に換羽中でした。


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子供の頃より トキは私にとっては 幻の憧れの野鳥でした。
初見のトキは 上野の博物館で眺めた剥製のトキでしたが
命が失われたトキであっても あの特徴ある朱鷺色の羽毛は 美しいものでした。

失われた命を再生させる・・・実に難しいことです。
今年 80羽のヒナが巣立ちしたとしても まだまだトキの自然回帰の道は長く続いています。
トキが身近な野鳥になるのは まだかなりの時間が必要なのでしょう、
でも この自然豊かな佐渡の地であれば トキの復活は夢ではない、と嬉しく思いました。
 

category: 旅 行けば~

Posted on 2017/08/30 Wed. 09:26  edit  |  tb: 0   cm: 2  

軽井沢へ 

浅間

春の嵐が吹き荒れた翌日は 素晴らしい晴天。
車に乗り 軽井沢へ。
2時間弱で 軽井沢着、
浅間がくっきりと 姿を見せた。



ゼゾン

久し振りに 中軽井沢のセゾン現代美術館へ
木々に囲まれた 静かな美術館
日曜日だというのに 訪れる客はまばら 貸切状態。
のんびりと A・ウォーホル、J・ミロ、マンレイ等の常設展を観た。
現代アートのポップな作品群の中に 
歌川派の肉筆浮世絵の美人画の一幅の掛軸が展示。
現代アートとのミスマッチに驚く。
もしかして この展示自体が 現代アートなのか?



鏡


館内を一巡してから 屋外展示へ。
カラマツ林に囲まれた芝生の上に 点々と彫刻&オブジェが点在する。
柱状列石のように並んだキューブ状の石のオブジェの中に光を見た。
冷たい鏡面の中に 信州の青空が閉じ込められていた。


空
 

category: 旅 行けば~

Posted on 2011/04/25 Mon. 21:29  edit  |  tb: 0   cm: 6  

浅草散歩 

雷紋


酷暑の東京 暑さを逃れ お盆の時期は
都心はガラガラになるであろうと思っていた。
そんな考えで 浅草へ出かけた。
夏休み=都心=ガラガラという 甘い考えは 見事に破られた。
初詣の浅草寺の押しくら饅頭的な すさまじい混雑ではないにせよ
原宿 竹下通り以上の混雑だった。
日本人観光客も多かったが 外国人観光客の多いこと、驚いた。


浅草寺


京都駅に着くと 京都タワーと東寺五重の塔が迎えてくれる。 
来年からはスカイツリーと浅草寺の五重の塔が迎えてくれると
外国人観光客は刷り込まれるのでは なかろうか。
浅草の街中 ふと目を上げると スカイツリーが大きく目に入ってくる。
これでまだ 完成時の2/3の高さだそうだがが 
かなり目立つ 大きな存在である。
完成したあかつきは 街の印象はどう変化するだろうか。


とう


私が幼い頃 遊びに来ていた浅草は 何となく暗かった。
国際劇場、花やしき遊園地、ほおずき市、羽子板市など
人出は多かったが 寂れて どこか荒んだ雰囲気だった。
今の浅草は すこぶる 元気である。


人力車

叔父さん


category: 旅 行けば~

Posted on 2010/08/21 Sat. 19:10  edit  |  tb: 0   cm: 1  

♪もしも僕の背中に 羽が生えてたら~軽井沢① 

あさま


息子が とうとう家を出て行った。
もう食事の世話も 洗濯も アイロン掛けもしないでよくなった。
万々歳である。
や~っと 自由の身となった、親稼業 完全閉店である。

私「もう多分 君とは 一緒に生活する事はないね、さいなら!」
息子「無言・・・。」

もう な~んも気を使わないで 自由に生活できるのである。
なんという開放感、重しが一つ無くなった。
背中に 羽が、いえ 翼が生えました。

教会

日曜日 カーテンから差し込む日差しに叩き起こされた。
スコーンと突き抜けた青空。
こんな上天気 家で ウロウロするのは勿体無い。
そうだ、京都へ行こう!
と いつも私の頭の中で このフレーズがエンドレスで流れているのだが
日帰りで京都は無理、ということで軽井沢に車を走らせた。

家から90分で 軽井沢~♪
麻生さんのお陰で \1000でホカホカ気分になれるのだ。
昔は「軽井沢行き」というと「旅」であった。
電車で行こうとすれば上野から車中の人となり
横川で釜飯を買い 碓井峠をアプト式の列車で ヨイコラ ヨイコラと登り
や~っと到着した ちょいとアリガタイ場所だった。

軽井沢は 私にとって 懐かしい処である。
中・高の六年間 毎年初夏に学校の軽井沢寮に連れて行かれ 
叔父の会社の保養所があったので 小さな時から しばしば訪れていた。
列車で行くにしても 車で行くにしても 軽井沢は遠かった。
しかし 今は・・・90分。

siozawa

通称「ナンカル」=南軽井沢の塩沢湖に軽井沢タリアセンという施設がある。
ペイネ美術館をはじめ 小さな美術館が点在し 素敵な庭園もあるとか
高速を降り まず タリアセンにむかった。
上天気の日曜日だというのに 思いのほか 人出が少ない。
こじんまりした湖に瘤白鳥や鴨が遊び 綺麗な花が咲き誇る綺麗な人工的な場所
初めて行ったのだが 私の好みではない。
お目当ては「イングリッシュ・ローズガーデン」だったのだが
まだ薔薇は 一輪も咲いてはいなかった。
やはり標高1000mの高原である。
季節が平地と比べ 一月程 遅いようだ。
妙な居心地の悪さを感じ タリアセンを一巡し 早々に軽井沢に向かった。

扁額

途中 ちょいと一休みしたくなり「離山房」で道草を。
店の入り口に「離山房」と書かれた扁額が掛かっている。
これを記したのは 小説家水上勉氏である。
ここは J・レノンが大好きだった店で 
夏場 万平ホテルに宿泊していたレノン夫妻は
しばしば自転車で通い オープンテラスや 庭の東屋で静かな時間を過ごした。
賑やかな街から離れた別荘地にあるカフェで 
運が良いと 採れたて地元野菜が買えるのだが 今回はレタスをGET(¥100也)
最後の一個であった、残り物に「福」だと良いなぁ。

レノンの定位置だった場所に陣取り 葡萄ジュースを飲んだ。
この景色を レノン夫妻が楽しんだのだと思うと しみじみしてしまう。
レノンがこの世を去って もう30年、早いものだ。
木々に囲まれた 隠れ家的なカフェで 心が ふぅわり緩む。
テラスで聞こえてくるのは 小鳥の囀りと 風で遊ばれる葉摺れの音
贅沢な自然の音楽である。
緑の中に 身を置くということ なんて素敵なんだろうか。

rizann.jpg






category: 旅 行けば~

Posted on 2010/06/09 Wed. 00:59  edit  |  tb: 0   cm: 8  

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