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ニッポニア・ニッポンⅢ 




NPOの方に連れて行っていただいたトキのネグラです。
葉かぶりで見難いのですが この絵のなかに6羽のトキが見えるのです。
(ここにはMAX70羽位居るらしいのです)
繁殖期が終った秋の初めから 繁殖期が始まる期間 
トキ達は このようなネグラで 集団で生活をするのです。
臆病で警戒心が強いトキは このような大木がある森が無いと 生きていけないのです。
採餌していない日中は このような人目に触れないところで 過ごすことも多いそうです。


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お腹がすくと 集団でネグラを飛び出し 田圃に姿を現しますが これからの時期は 稲刈りの済んだ田圃で
このような姿が 田圃で見かけられるようになるでしょう。
現在 佐渡の自然の中で生きているトキの数は約280羽(今月末 放鳥される個体をいれると300羽を超えます)
中国で生きているトキを合わせると 地球上の野生下トキの生息数は2900羽ほどになるそうです。
多くの方々の尽力によって やっとここまで数が増えてきたことは 喜ばしいことです。


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田圃の道に舞い降りて佇むトキ達。
佐渡でトキを観察する場合 車内から観察するのが原則で 進行方向にトキが居たら トキ達にストレスを与えない距離をとり 
車のエンジンを止め 静かに観察をするのです。
移動する場合は 車をバックさせ 別の道に回り走行し 決してトキを驚かさないようにするのが鉄則です。
(地元の農作業車は例外だそうです)
写真を写したい人間にとっては距離を充分とり 三脚は使わずに手持ち中心、車中からの撮影となるので
厳しい条件下の撮影となるのですが これは当然の事ですし 守らねばならないルールです。
トキの生息数が増えているとはいえ まだまだ通過点なのです。  



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category: 自然

Posted on 2017/09/16 Sat. 09:38  edit  |  tb: 0   cm: 0  

ニッポニア・ニッポンⅡ 

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営巣期は家族単位で生活していたトキも 営巣期が終ると 小群になって集団で行動するようになり
ネグラを一緒にしている小群で 日中は採餌の為 田圃へ降りるのです。
広い 稲刈りが終った田圃に舞い降り ダイサギ、アオサギとも一緒に 一日を送っています。
無農薬(低農薬)の佐渡の田圃の生態系は かなり豊かで 
トキを含む鷺類も 餌の苦労は少ないと思われます。

トキの羽の色「朱鷺色」は 翼を大きく広げてくれると よく見えます。
翼を広げない状態でも 淡く色づいた姿は美しいのですが トキが翼を広げると
トキの美しさは 一段と増すのではないでしょうか。
「秘すれば花」の名言を残した世阿弥は 佐渡に流され この地で没したのですが
翼の内側に 鮮やかな美しい朱鷺色の羽を持つトキこそ
「秘すれば花」の名言を表している野鳥ではないかと 彼らを眺めながら思いました。



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お腹が 有る程度満足すると 羽繕いを始めます。
営巣期特有の灰色の羽が ちょっぴり残る個体もいましたが 
殆どは淡い朱鷺色の優しい姿に変わっていました。

カメラを構えるよりも ただただ彼らの自然の姿を眺めるだけでも 充分楽しく 
時間を忘れ眺めていました。


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category: 旅 行けば~

Posted on 2017/09/05 Tue. 00:07  edit  |  tb: 0   cm: 0  

ニッポニア・ニッポン 




一度は絶滅したトキですが 地元の方々、関係各位の地道な取組みにより
今年は 80羽弱のヒナが巣立ったと聞いて 佐渡へ行ってみました。
行く前には 私なりに色々調べてみて ここならトキを観察できるのでは?というポイントを絞り
駄目元で出かけたのですが・・・どうにか逢う事ができました。
早朝 その田圃に出向き 空を見上げていたのですが 
ほどなくして ネグラを飛び出し 採餌に向かう小群が 頭上通過しました。
パラパラと朝日の中 飛び出すトキたちの美しさ・・・カメラを構えるのも忘れる美しさでした。
多い時は 約20羽の群が 目の前を通過していき 鳴声も確認できました。
繁殖期には 羽毛は黒ずみ 猛々しい姿になるトキも 
繁殖期を過ぎた今は あの美しい朱鷺色に換羽中でした。


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子供の頃より トキは私にとっては 幻の憧れの野鳥でした。
初見のトキは 上野の博物館で眺めた剥製のトキでしたが
命が失われたトキであっても あの特徴ある朱鷺色の羽毛は 美しいものでした。

失われた命を再生させる・・・実に難しいことです。
今年 80羽のヒナが巣立ちしたとしても まだまだトキの自然回帰の道は長く続いています。
トキが身近な野鳥になるのは まだかなりの時間が必要なのでしょう、
でも この自然豊かな佐渡の地であれば トキの復活は夢ではない、と嬉しく思いました。
 

category: 旅 行けば~

Posted on 2017/08/30 Wed. 09:26  edit  |  tb: 0   cm: 2  

フワフワ~モフモフ~ 




子供というのは み~んな愛らしく 一日中 眺めていても 見飽きる事はありません。
特に フクロウ類の巣立ち直後のヒナの愛らしさと言ったら・・・
黒目がちの潤んだ瞳、まるで黒曜石のようです。 
こんな目で見つめられたら・・・腰が砕けてしまいそうになります。
遠くを眺めているヒナ、
餌を運んでくる親鳥を待っているのでしょうか、ず~っと森の方を眺めていました。



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巣立ちして2日目です。
足もまだ弱く 風が吹いて 木が大きく揺れると バランスをとるのが大変そうです。
枝の上で 回れ右をするのも 苦労していて そんなあどけない姿が とても可愛いのです。
暗い樹洞に較べたら 表の世界は きっと 眩しい刺激的な世界なのでしょうね。


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フクロウは猛禽類なのに
この子の姿は 時には フワフワ子羊、
又 ある時は ゴマフアザラシの子供=ゴマちゃんの様にも見えました。
足の鋭い爪が 唯一猛禽を感じさせてくれましたが、とにかく可愛い姿でした。

鳥の世界では 巣立ち直後が 一番危険らしいのですが
残念なことですが この日 親鳥と兄弟が落鳥したそうです。
何かに激突した事故らしいのですが とても心が痛みました。
片親となったこのチビフクロウ、残った親が給餌は続けるでしょうけれど 
無事に成鳥になってくれること 心から願わずにはいられませんでした。


頑張れ、チビ不苦労! 





category: 未分類

Posted on 2017/06/03 Sat. 10:44  edit  |  tb: 0   cm: 2  

ハヤブサ 営巣 




日本の原風景である里山を流れる清流がある。
清流を見下ろすように 大きな凝灰岩の直立する岩壁に ハヤブサが佇んでいた。
ハヤブサは視力がよく 車の中からレンズを向けても すぐ飛び去り
中々 ゆっくりと写させてはくれない猛禽であるが 今の時期だけは凛々しい姿を人前にさらしてくれる。
彼女の視線の先の巣穴には3羽のヒナが居て 彼女が巣穴に戻ってくるのを
静かに待っているのだ。


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岩壁にあるお立ち台から 川面に向かって飛び ひとしきり水を飲み
川辺にある餌の隠し場所から 昨日仕留めた獲物を掴み 巣穴へと戻る。
60m以上離れていても 餌をねだるヒナ達の可愛い元気な声が聞こえてくる。
ヒナは孵化して日が浅く まだ真白な産毛に覆われてはいるが なかなか元気、
食欲旺盛で 頼もしい限りである。


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ヒナ達は まだ餌を自力では食べることは出来ず 母親が獲物を捌いて 口移しで餌を貰っている。
大きな口を開けて 甘える声で 空腹を訴えているが まだ小さいため すぐに満腹になるようだ。
ひとしきり満足したのか ヒナ達は身を寄せ合って まどろみ始めた。
母ハヤブサは 眠りについたヒナ達をおいて 空に飛び出したので
私達も 次回 彼らに逢えるのを楽しみに 立ち去った。
静かに 彼らの姿を見守っているつもりでも 警戒心の強い彼らにとってはストレスなのでしょう。
短時間の訪問でも、ごめんね。
時々 遠くから 君達を眺めさしてくださいね。



category: 未分類

Posted on 2017/05/29 Mon. 19:39  edit  |  tb: 0   cm: 7